「『自律神経』を整えたい!」と度々お聞きすることがあるので、
今日はどうしたら整うのかについてお話をします^ ^
ちょっと頭を使いますが、
ご興味ある方は読み進めてくだい♪
みなさん聞いたことがあると思いますが、
「交感神経」と「副交感神経」の2つを合わせて『自律神経』といいます。
「自律神経」は、主に内臓を調整していて「意識できない」もの。
意識して「胃を動かそう」なんてできませんよね。
(※自律神経の詳細は今回省きます)
それと対になるのが、「体性神経」というもの。
熱い冷たい、痛い、柔らかい、関節がどう動いているか、
などの感覚の情報を脳に届ける「感覚神経」、
脳からの動きの命令を筋肉に伝える「運動神経」の2つを合わせて
「体性神経」といい、それは「意識できる」もの。
感じることもできるし、膝動かそう!と思ったら動かせますもんね。
ここまでをまとめると、
自律神経(意識できない)↔︎体性神経(意識できる)
もうひとつお話しておきたいのが、
『陰主陽従』
陰(見えないもの)が主(ぬし、原因)だけど、陽(見えるもの)に従う(見えるものからやっていく)。
という考え方。
例えば、
女性=陰
男性=陽
と表すのですが(ヨガしている方は知っているかも)、
『男性(旦那さんを)を手のひらで転がす』もこれ。
男性(陽)が表に立っているのですが、女性(陰)が女性の思い通りに行動させている。
とか
他には・・・
ちょっと専門的な話になりますが、
肩が痛い時。
肩が症状が出ている、陽の部分。
肩が痛くなった根本の原因は、肩ではなく、
どこかで何かが起こった結果、肩に症状が出ている。
つまり、原因は
肩以外の症状が出ていない(見えない)陰の部分にあるということ。
でも、まずは、肩に症状が出ているから、まずは肩の治療から始めよう。
とか
そういうのが、『陰主陽従』。
「意識できない」と「意識できる」を陰陽で捉えると
陰は、影の部分なので「意識できないもの、無意識」
陽は、光があたっている部分なので「意識できるもの」
となります。
それで、さっき言ってた
自律神経(意識できない)↔︎体性神経(意識できる)
ともう一度、照らし合わせてみる。
「意識できない」は陰
「意識できる」は陽
だから、
自律神経は陰
体性神経は陽
陰主陽従の考えにあてはめると、
自律神経系を整えるためには
まず、意識できる体性神経系を整えないといけないということ。
具体的には、
体性神経の感覚神経、運動神経どちらも使うとなると
「感じて動く」ことをすれば良いってことになる、と考えられる。
「感じて動く」はまさに
ボディワーク!!
いつもの馴染みのある動きだけでなく、
ボディワークの馴染みのない動きをすることで、
意識でコントロールできない自律神経を育てることに繋がっていきます。
育てるのには時間がかかりますが
私自身楽しみながら、カラダ育て中です^ ^
〜おまけ〜
マインドも陰の部分。
だからマインドを整えたい時も、
まず体を整えることが先決!ということ。
ちょっと難しい話になりましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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